画家 山本竜基 北京日記


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YAMAMOTO Ryuki / 山本竜基

三重県生まれ

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9月23日

また上海から話がそれます、、。


ここ1週間の様子

ここ1週間ほど、日本では過激デモがよく放送されていたようで、
「吊るし首にされてないか?」とか心配されましたが、芸術区や望京周辺はいつも通りの感じでした。

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(上の写真は普段のイトーヨーカドー)
(下の写真は18日のイトーヨーカドー)

↑とはいえ、デモのピークの18日は、イトーヨーカドーは臨時休業で、よく見ると、看板はシートで隠され、警察が待機。警護員を乗せたでかい警察車両もありました。


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18日は基本的に他の日本の店もすべて臨時休業でした。
なぜか吉野家だけ普通に営業していました。

大使館のデモが激しかった15日と17日は、美術関係者の飲み会があり、15日は日本人2人、17日は自分1人でしたが、いつも通りの平和な雰囲気でした。
ただ、自分たち以外の他者と接するときは日本語をしゃべらず韓国人になりすますように言われました。



望京からバイクで15~20分で日本大使館に行けますが、ここは望京とは雰囲気が違いました。
自分は18日の夜7時ぐらいと20日の昼に行ったので、デモは終わっていましたが警察やら人やらで蒸し蒸ししていました。

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↑20日の日本大使館。すでにデモ禁止令が出ているので、道路の閉鎖は大使館前の歩道、自転車道のみになっていました。


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バリケードはまだあって、警備隊もガッチリ守っていました。
僕の立っているサイドは、警護員が1~2mおきにズラッと並んでいて、さらに赤い腕章をつけた安全そうな人々、そしてたむろしている怪しい人々がいました。写真は撮れなかったです。


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↑こちらは好運街。
好運街とは、日本大使館のすぐ近くにある飲食街で、日本料理店も多数あります。
「釣魚島は中国のもの」と書かれた横断幕もたくさんありました。
芸術区や望京では横断幕は見なかったです。


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昼の2時半ぐらいなので、閉めてる店も多く、人通りはまばら。


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この国旗や横断幕は、(中国料理店も貼っていると思いますが)、おもに、海外(特に日本)の料理店が自己防衛のために貼っているものです。
日本を思わせる看板や日本文字を隠しています。
こうするしか打つ手がないです。
北京の日本料理店では、ここが最も過酷な状況だったと思います。

バイクでの帰り道、前を走るミニタクシーのリヤガラスに「不拉日本人(日本人お断り)」の貼り紙があり、
けっこうヘコみました。何気ない行為に、反日教育の根深さを実感。



北京にかぎってですが、大使館周辺は危険な空気がありましたが、その他の場所はけっこう普通でした。
大使館周辺以外ではいやな思いはしませんでした。望京のタクシーも普通でした。

北京では襲撃された日本店はないようです。良かった。
デモは収束した模様ですが、抵制日貨やもろもろの制裁措置はまだ続くようです。

長沙や青島など派手な破壊・略奪行為のある地域の日本人はかなりつらいと思います。

日中の個人レベルではうまく協力し助け合っているだけに、日中の政治レベルでも協力的体制にはやく戻ることを願っています。
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by mag-ryuki | 2012-09-23 02:30

9月18日

上海その2

上海のつづきです。

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2日目はまず外灘に行きました。


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ここはもともと租界地区だったので、右側の中山東一路一帯はヨーロッパそのものでした。


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自分はミーハーなので、とりあえず一番高いビルにのぼりに行きました。
左側の栓抜きみたいに見えるのが上海環球金融中心といって一番高いビルです。
現在中国で一番高いビルだそうですが(世界では三位)、右横の建設中のビルにすぐ抜かれるそうです。かわいそう。
展望台料金は150元(1875円)で、中国では凄まじい高さだ。


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世界最高の展望台としてギネス認定となっていました。
ドバイのビルのほうが高いと思ったけど、調べたら展望台に関してはこっちのほうが高かったです。
ドバイはなぜもっと上につくらなかったのだろう。


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すばらしい景色でした。東方明珠塔(梅ぼしみたいなビル)が眼下に見えます。


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反対側はマンションがいっぱいだ。


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床は一部スケルトンになっていました。


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窓拭きのお兄さんは写真の標的に。
梅ぼしビルより上で仕事してるのがすごい。

この上海環球金融中心ビルのつくりや雰囲気が日本そっくりで落ち着くなあと思っていたら、森ビルが作ったビルでした。
ここは別名上海ヒルズといいますが、中国なのに六本木ヒルズにいるような感覚でした。



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↑次に上海美術館に行きました。
いくつか展覧会をしていました。


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こちらはミロ版画展。
すごい量でした。


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↑何か変だなと思ったら、


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作品をとめるテープがはがれ、作品がずり落ちていました。
ずり落ちたのが3点ほどありました。
巨匠と言えど容赦ないね。


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↑自分はこの作家にひかれました。


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1995年に90歳で亡くなられている作家さんですが、不思議な新鮮さを感じました。

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十代の少年が描いたかのような軽やかさで、気持ち良かったです。



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次の上海当代芸術館に行く途中で人だかりが。


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博打にいそしむ人たちでした。
中国の人々は博打がとても好きで、北京でも道端でよくやっています。
コミニュケーションのひとつになってるんだろうな。


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↑こちらが上海当代芸術館。
「怀念 - East Asia Contemportary Art」 展をやっていました。

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東アジア(日本、中国、台湾、韓国)から計14名の作家の展示でした。
日本からは出光真子さん、椿昇さん、澤田知子さん、水越香重子さんが参加していました。
時間がなく大ざっぱにしか見れませんでした。


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こちらはたぶん中国の作家です。
左に昔の写真、右に今の写真という構成です。

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人がそろってないのがいくつかあって不安な気分になりました。
説明を読んでないのでその理由はわかりませんが。
遅刻とかドタキャンであってほしいが・・・


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この韓国の作家さんの作品は勉強になりました。

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画像が小さくてわかりづらいですが、合成写真です。

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一見きれいな感じなのですが、よく見るとパースがグチャグチャで変なカオス感が出ていました。

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いろんな写真をフォトショップで切り貼りしていますが、パースが狂っているものを強引につなげる方法や、つなぎ目を自然に見せる処理など、大変ためになりました。

2日目の展示は以上です。


つづく
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by mag-ryuki | 2012-09-18 10:24

9月16日

上海の話から飛びますが、
北京ではここ3日ほど、ニュース番組は釣魚島問題(日本でいう尖閣諸島)でもちきりになっていました。
さっき見たら報道も落ち着いてきましたが。
パッと見は日本のニュース番組と同じで、出演者の顔も似てるんだけど、主張することが180度逆なので不思議な気分です。

日本から「デモは大丈夫?」と連絡等ありましたが、芸術区においては普通に平和で、逆に気を使ってもらってるぐらいです。
デモで暴れてる人は一部の特殊な人だけで、ほかの人々はいつも通り生活してる感じです。

中国では、9月18日は、九・一八事変(日本でいう柳条湖事件)といって、終戦の8月15日よりも重要な抗日デーらしく、その日がデモのピークになるとのことです。
18日は念のためあまり外出しないほうがいいと言われました。
18日以降はいつものように落ち着くだろうということですが。

反日のさかんな所に住んでいる日本人や日本企業はさぞ気を揉んでいるだろうなあと思います。
あと日本車をボコボコにされた中国人所有者もかわいそうに、、。

とにかく早くおちついて日中平和路線に戻ってほしいと思います。
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by mag-ryuki | 2012-09-16 16:06

9月7日

北京は9月になってから急に涼しくなってきました。
この短い秋がず~と続いてほしいです。

最近写真をあまり撮っていないので、昔に行った旅行の模様をアップしたいと思います。
今年の3月中頃に行った上海の写真です。(今頃アップしてすみません、、、)


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上海は経由でよく立ち寄りますが、いつも雨です。


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地下鉄から上がったら、姚明選手がいました。
とうぜんながら蝋人形です。


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中畑清に似ていた。



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上海は北京に比べ緑が多く、砂ぼこりも少ない気がしました。
雨が多いからだろうか。
乾燥した内陸部と沿岸部とでは雰囲気が変わるんだなぁと実感します。


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個性的な建築物が多いのは北京と同じでした。


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最初に人民広場駅の近くにあった上海博物館へ行きました。


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中も重厚なつくり。


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手すりのこだわりがすばらしい。


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↑最初は古代青銅器の展示。
僕は根津美術館で青銅器の魅力にはまりました。
奇妙な感覚になります。


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ナウシカ、ラピュタ、エヴァンゲリオンなどが脳裏をよぎり、脳の中で変な世界がかってに展開される感じというか。
形や文字がわからなくても、物語をすごく想像させてくれるものに自分は魅力を感じるんだなと思います。



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次は古代彫塑のコーナー。


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丸っこくてかわいい彫刻が多くあって癒されました。
キュレイターの人柄がうかがえます。


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↑今回の一押しはこの作品です。


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小さい仏像が一個一個彫られています。
キン肉マン消しゴムがコンプリートされてるような気持ちよさを感じます。


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一人一人微妙に表情が違うのもおもしろかったです。
この作品が部屋にあったら飽きずにずーと見ていそうです。
すごく癒されそう。



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↑古代陶磁器の部屋。



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↑古代絵画・書の部屋。
えらい暗いのでやってないと思いきや、


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人が前に立つとセンサーが感知してライトがつく仕組みでした。
紙を傷めず、節電にもなり良い方法だと思いました。


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日本絵画のルーツである中国絵画はやはりすばらしかったです。


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↑暗くてわかりづらいですが、若冲の元祖のような良い作品でした。


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長谷川等伯を思い起こさせる笹がなびいている絵。
ルーツをたどると脳のパズルが所々はまっていって、いろいろ発見があります。

気付いたら夜になっており、この日は他の展示は行けませんでした。
久々に古美術オーラを浴びました。
自分的にはとても良い博物館でした。
規模的には3時間ぐらいあれば回れる規模です。
近くに来られた方は是非。

(つづく)
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by mag-ryuki | 2012-09-07 16:43