画家 山本竜基 北京日記
by mag-ryuki
YAMAMOTO Ryuki / 山本竜基
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5月8日
久々のブログ更新で申し訳ありません。
現在は日本におりますが、もうしばらくしたら北京に戻る予定です。
北京での滞在制作を延長する予定なので、東京のアトリエを引き払うことにしました。
なので最近は引越し作業をしていました。

空になったアトリエ。↑ここはアトリエメンバーK君のスペースです。

↑ここは自分のスペースです。
荷物は実家の納屋に詰め込むので、今までの荷物の3分の2を捨てるかあげるかしました。

2年前のちょうど今頃はこんな状態でした。
天井高は約5m、壁は3m60cmあって、大変すばらしい空間だったのですが、財政的にやむなく手放すことになりました。空いてればいつかまた戻って来たい空間です。
今回で8回目の引越しになりますが、そのたびに安くて広い場所を求めてきましたが、それが北京になるとは思ってませんでした。
北京では制作コストがかなり安くおさえられるので、今後も大きい絵を描いていこうと思っています。
現在は日本におりますが、もうしばらくしたら北京に戻る予定です。
北京での滞在制作を延長する予定なので、東京のアトリエを引き払うことにしました。
なので最近は引越し作業をしていました。

空になったアトリエ。↑ここはアトリエメンバーK君のスペースです。

↑ここは自分のスペースです。
荷物は実家の納屋に詰め込むので、今までの荷物の3分の2を捨てるかあげるかしました。

2年前のちょうど今頃はこんな状態でした。
天井高は約5m、壁は3m60cmあって、大変すばらしい空間だったのですが、財政的にやむなく手放すことになりました。空いてればいつかまた戻って来たい空間です。
今回で8回目の引越しになりますが、そのたびに安くて広い場所を求めてきましたが、それが北京になるとは思ってませんでした。
北京では制作コストがかなり安くおさえられるので、今後も大きい絵を描いていこうと思っています。
3月15日

郊外にある草場地芸術村は物価が安いです。

なので散髪する時は草場地に行きます。
普段行く店は休みだったので、今回はここで切りました。
シャンプー2回付きで15元(195円)でした。
安い。

↑こちらは普段行く店です(この日は休み)。
ここはさらに安く10元(130円)です。
経営が心配になるぐらい安いですが、ちゃんと良い感じに切ってくれます。
(※店内が紫だらけなので、「紫の店」と呼んでいます。)
僕が北京で最初に行った散髪店は日本人がやっている美容院で、300元(3900円)でした。
言葉が不安だったので高くても行きました。
紫の店とくらべると、じつに30倍の値段です。
僕が東京でよく行くバーバー早川は980円ですがそれよりも高いです。
で、個人的に一番良いと思った店は紫の店です。
自分の顔に合った、ごくふつーの髪型にしてくれます。
「そう、それそれ」といった感じです。
30倍払った日本人の美容院では、くるくるボンボンみたいな髪型にされました。
流行の最前線なのだと思いますが、自分の顔には合いませんでした、、。
その時から、日本の付加価値については考えるようになりました。

↑こちらはサントリーの500mlの烏龍茶です。
ス-パーだと、3.2元(42円)で売っています。
中国の普通の食堂だとだいたい5元(65円)ぐらいです。ペットボトルがそのまま出てきます。
これが外資系レストランだと、15元(195円)になります。同じくペットボトルそのままです。
中国の物価に慣れてしまうと、同じペットボトルに3倍(195円)も払うのはちょっとへこみます。
こういう店だと料理も3倍以上の値段なので僕はもう行きませんが、お客はいっぱい入っています。
料理の原価はそんなに変わらないと思うし、味もたいして変わらないのになんで高い外資系店が繁盛しているのか謎です。
中国では、デフレ日本とは対照的に、消費がブームのようです。
消費こそステータスなのではなかろうか。
もちろんそれは新興富裕層側のはなしで、低所得層の人たちは行きません。
日本の格差社会は目に見えにくいですが、中国の格差社会は目に見えてわかります。
パッと見の服装でわかります。ユニクロを着ている人はやや裕福な側に入ると思います。
僕の芸術区の周辺では、レンガを積んだボロボロの荷馬車の横を高級4WD車がぶっ飛ばしていく光景をよく見ますが、最初はカルチャーショックでした。
とはいえ、分業社会が密に成り立っているので、階級間の仲は良さそうに見えます。
北京はまだ平和そうに見えますが、内陸部に行ったらまた違うのかもしれません。

↑これは黒橋芸術村に貼ってあるバイト募集の張り紙です。
商店街に行くといっぱい貼ってあります。
携帯電話の販売員の募集ですが、給料は月給で1200元(15600円)+歩合です。
この額が月給と知ったときはショックでした。

↑草場地のウエイトレス募集では、部屋食事付きで月給1500元(19500円)です。
おそらくこの数字がバイトの相場のようです。
外資系レストランもこの数字でした。
学生時代にやった交通量調査バイトは24時間で2万円だったので、丸1日で中国の月給が稼げてしまうわけで、なんちゅう世の中やと最初は思っていました。
北京の写真家の方に聞いた話では、最初入った会社は月給1500元(19500円)で、一人暮らしはできないので、友人たちで部屋をシェアして住んでたそうです。(月給はすぐ上がったそうですが。)
北京の若い店員達が家族のように仲がいいのは、みんな一緒に住んでいるからでしょう。
当初は月給の安さに「これでやってけるんか??」と勝手に悲壮感を感じていましたが、中国の庶民物価は月給に合っていてすごく安いので、なんとかやっていけるようです。
(東京の物価は世界一らしく、中国の数倍あるので、安易に比較すると変に勘違いしてしまいます。)
自分も経費削減のため、外資系などの高付加価値物価帯には手を出さず、中国庶民物価帯で生活して行こうと思いました。
2月25日
最近、風邪をこじらせていたら耳が聞こえづらくなってしまったので、ついに病院に行きました。

和睦家医院という外国人御用達のインターナショナル病院へ。

院内はすごくきれい。ユニクロなみにピカピカです。
この病院では、日本語通訳が付きっきりでいてくれて、薬の調達や会計などもすべてやってくれます。
セレブになった気分です。

売店があると思ったら、高級チョコの店でした。

1粒125円です。中国の物価からすると驚くべき数字だ。

そして耳鼻咽喉科へ。
この椅子の上でのたうち回ることに、、。
自分ではただの中耳炎かと思っていたのですが、原因は鼻の骨のゆがみにあるとのことで、
2週間後CTスキャンをすることに。

帰りにもらった2週間分の薬がけっこうな量でした。
最初の頃は、1日16錠の錠剤と3種のスプレーをしていました。
そして診察料を見たら、6万2千円だったのでびびりました。
CTスキャンの日は10万9千円でした。
ただ、海外旅行保険に入っているのですべて無料になりました。
保険に入っといて良かったと痛感しました。
こちらの日本人に、「体調がちょっとでも悪かったらインターナショナル病院にがんがん行ったほうがいい。」
と言われましたが、高額医療をキャッシュフリーで受けられるので納得です。
日本の病院よりもすごいサービスでした。
もっと行っとけば良かったと後悔・・・。
日本からパブロンを送ってもらったけど、もっといい薬がただでもらえてたのか。
2週間後、薬の効果で体調はほぼ回復し、人生初のCTスキャンをしました。

本来、鼻の左右の間の骨は、真ん中に垂直にあるべきなのですが、、
見事な曲がりっぷりです。
右側の鼻詰まりに長年悩まされてきたことが一目瞭然にわかりました。
診断結果は慢性副鼻腔炎と鼻中隔湾曲症とのこと。
この鼻のゆがみが原因で、中耳炎や頭痛になりやすいそうです。
そして骨の矯正手術が必要なのですが、簡単な手術で、4月に日本に帰った時でも大丈夫とのことなので、このまま研修を続ける予定です。
鼻がすーすー通ったら、絵の雰囲気も変わるかもしれません。
ちなみにここで矯正手術をした場合、約195万円するそうです。
全額負担の額とはいえ、ちょっとぼったくりな気もします。(日本だと3割負担で5万~30万ぐらい)
この手術代も無料になるので、やる気だったのですが、スケジュール的に日本ですることにしました。
お金の事をけっこう書いてしまいましたが、中国では物価軸の格差がかなりあって、日本の単一物価観で考えると混乱することがよくあります。その点についてまた今度書きたいと思います。

和睦家医院という外国人御用達のインターナショナル病院へ。

院内はすごくきれい。ユニクロなみにピカピカです。
この病院では、日本語通訳が付きっきりでいてくれて、薬の調達や会計などもすべてやってくれます。
セレブになった気分です。

売店があると思ったら、高級チョコの店でした。

1粒125円です。中国の物価からすると驚くべき数字だ。

そして耳鼻咽喉科へ。
この椅子の上でのたうち回ることに、、。
自分ではただの中耳炎かと思っていたのですが、原因は鼻の骨のゆがみにあるとのことで、
2週間後CTスキャンをすることに。

帰りにもらった2週間分の薬がけっこうな量でした。
最初の頃は、1日16錠の錠剤と3種のスプレーをしていました。
そして診察料を見たら、6万2千円だったのでびびりました。
CTスキャンの日は10万9千円でした。
ただ、海外旅行保険に入っているのですべて無料になりました。
保険に入っといて良かったと痛感しました。
こちらの日本人に、「体調がちょっとでも悪かったらインターナショナル病院にがんがん行ったほうがいい。」
と言われましたが、高額医療をキャッシュフリーで受けられるので納得です。
日本の病院よりもすごいサービスでした。
もっと行っとけば良かったと後悔・・・。
日本からパブロンを送ってもらったけど、もっといい薬がただでもらえてたのか。
2週間後、薬の効果で体調はほぼ回復し、人生初のCTスキャンをしました。

本来、鼻の左右の間の骨は、真ん中に垂直にあるべきなのですが、、
見事な曲がりっぷりです。
右側の鼻詰まりに長年悩まされてきたことが一目瞭然にわかりました。
診断結果は慢性副鼻腔炎と鼻中隔湾曲症とのこと。
この鼻のゆがみが原因で、中耳炎や頭痛になりやすいそうです。
そして骨の矯正手術が必要なのですが、簡単な手術で、4月に日本に帰った時でも大丈夫とのことなので、このまま研修を続ける予定です。
鼻がすーすー通ったら、絵の雰囲気も変わるかもしれません。
ちなみにここで矯正手術をした場合、約195万円するそうです。
全額負担の額とはいえ、ちょっとぼったくりな気もします。(日本だと3割負担で5万~30万ぐらい)
この手術代も無料になるので、やる気だったのですが、スケジュール的に日本ですることにしました。
お金の事をけっこう書いてしまいましたが、中国では物価軸の格差がかなりあって、日本の単一物価観で考えると混乱することがよくあります。その点についてまた今度書きたいと思います。
2月19日
最近、犬がふえました。

黒くてよくわかんないけどかわいい。


今回の子犬たちは非常に人なつっこいです。

一番左が母です。
今回は6匹生みました。
去年の夏は7匹生みました。
この母は毎年たくさん子を生むそうです。
とはいえ、たいていの子はいつのまにかいなくなります。
(もらわれてると信じてますが、、)
大人の他の犬もほとんどがどこかへ行ってしまいます。
入れ替わりが激しいのら犬界ですが、この母は長年ここにいる孤高のボスのようです。
この母のハードボイルドな人生は勉強になります。

黒くてよくわかんないけどかわいい。


今回の子犬たちは非常に人なつっこいです。

一番左が母です。
今回は6匹生みました。
去年の夏は7匹生みました。
この母は毎年たくさん子を生むそうです。
とはいえ、たいていの子はいつのまにかいなくなります。
(もらわれてると信じてますが、、)
大人の他の犬もほとんどがどこかへ行ってしまいます。
入れ替わりが激しいのら犬界ですが、この母は長年ここにいる孤高のボスのようです。
この母のハードボイルドな人生は勉強になります。
2月5日
1月25日(旧正月3日目)に、廟会に行ってきました。
廟会(縁日)とは、旧正月に行なわれる庶民の風俗習慣を反映したお祭りで、
古くから受け継がれてきた年越しの名物行事だそうです。
伝統舞踊や雑技、獅子舞等民間芸能が見られるそうですが、僕は夕方ぐらいに行ったので、
もうやっていませんでした、、。

川も凍る寒さ。

いろいろな所で開催されていますが、僕は地壇公園の廟会に行きました。

日本の縁日を大規模にした感じで、すごい人でした。
いろいろな出店があります。

こちらはゲームコーナーです。

このぬいぐるみたちはゲームの景品です。
かわいさより、恐怖を感じました。
マイク・ケリーの雰囲気でした。
↓こちらがマイク・ケリー作品。


マイク・ケリーを調べていたら、つい先日亡くなられたそうでびっくりしました。
この方の飛びっぷりに毎回感動してました。
ご冥福をお祈りいたします。

絵や切り絵も売られています。


意外にもアラレちゃん帽子があちこちで売られていました。
テレビでもタレントがこの帽子をかぶってたりして、なぜか人気があるようです。
不思議だ・・。

帰ろうとしていたら、見せ物小屋がありました。
主に蛇の芸をするそうです。
入場料は10元(125円)です。

見せ物小屋の中です。
お客もけっこういて良い雰囲気。
祖父、父、母、子供たちでやっている劇団のようです。

のどで鉄の棒を曲げる芸です。
見えづらいですが、真ん中で鉄の棒が曲がっています。
祖父と父のテンションはとても高いのですが、母と子たちのテンションはとても低くて
そのギャップがおもしろかったです。

蛇を娘の上にただ置いていくという芸。
ダウンジャケットを着た母がすさまじくテンションが低かったです。

ハトを出す芸のあたりから、末っ子が舞台端でぼ~と見ていました。
その他、いろいろ芸がありました。
10元で見れるのはとても安いので、廟会にお越しの際は是非見てみて下さい。

すぐ近くにある雍和宮はライトアップされていました。
雍和宮は芥川龍之介も訪れた北京最大のチベット仏教寺院です。
仏教美術には興味があるので、今度また行こうと思います。
廟会(縁日)とは、旧正月に行なわれる庶民の風俗習慣を反映したお祭りで、
古くから受け継がれてきた年越しの名物行事だそうです。
伝統舞踊や雑技、獅子舞等民間芸能が見られるそうですが、僕は夕方ぐらいに行ったので、
もうやっていませんでした、、。

川も凍る寒さ。

いろいろな所で開催されていますが、僕は地壇公園の廟会に行きました。

日本の縁日を大規模にした感じで、すごい人でした。
いろいろな出店があります。

こちらはゲームコーナーです。

このぬいぐるみたちはゲームの景品です。
かわいさより、恐怖を感じました。
マイク・ケリーの雰囲気でした。
↓こちらがマイク・ケリー作品。


マイク・ケリーを調べていたら、つい先日亡くなられたそうでびっくりしました。
この方の飛びっぷりに毎回感動してました。
ご冥福をお祈りいたします。

絵や切り絵も売られています。


意外にもアラレちゃん帽子があちこちで売られていました。
テレビでもタレントがこの帽子をかぶってたりして、なぜか人気があるようです。
不思議だ・・。

帰ろうとしていたら、見せ物小屋がありました。
主に蛇の芸をするそうです。
入場料は10元(125円)です。

見せ物小屋の中です。
お客もけっこういて良い雰囲気。
祖父、父、母、子供たちでやっている劇団のようです。

のどで鉄の棒を曲げる芸です。
見えづらいですが、真ん中で鉄の棒が曲がっています。
祖父と父のテンションはとても高いのですが、母と子たちのテンションはとても低くて
そのギャップがおもしろかったです。

蛇を娘の上にただ置いていくという芸。
ダウンジャケットを着た母がすさまじくテンションが低かったです。

ハトを出す芸のあたりから、末っ子が舞台端でぼ~と見ていました。
その他、いろいろ芸がありました。
10元で見れるのはとても安いので、廟会にお越しの際は是非見てみて下さい。

すぐ近くにある雍和宮はライトアップされていました。
雍和宮は芥川龍之介も訪れた北京最大のチベット仏教寺院です。
仏教美術には興味があるので、今度また行こうと思います。
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